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インフルのワクチンと副作用

インフルのワクチンについてイスラム運動組織が殺人兵器だと主張しているそうです。
背景には米国の製薬会社であるバクスター社が鳥インフルエンザウィルスに汚染されたワクチンを出荷していた問題があったことや主流のワクチンに強い副作用や死亡リスクがあることが考えられます。が、そのことを知っているかどうかで読み手の考え方が大きく変わってしまいますね。特に、バクスター社の問題は日本で報道されていない事実ですので、あまり真剣に考える人は多くはないように思えます。
米国政府はワクチンの接種を強制し、違反者には罰則がかけられるようです。オバマ政権は思ってたより、リベラルではないようですね。米国ではBarack W. Bushと揶揄されています。
インフルエンザに大麻が利くとのことですが、実際のところはどうなんでしょうか。やはり、大麻の品質や品種によるのだろうか。
大麻はDNA損傷と癌を引き起こすかもしれない

Marijuana Damages DNA And May Cause Cancer, New Test Reveals
ScienceDaily (June 15, 2009)
高精度な最新の検査を使って、ヨーロッパの研究者たちは大麻の喫煙によって遺伝物質のDNAを損傷し、癌のリスクを増加させるという「説得力のある証拠(convincing evidence)」を報告した。
研究者はここで留意するべきはタバコに含まれている有害物質はDNA損傷と肺癌やその他の癌になるリスクであるとしている。
しかしながら、大麻の喫煙で同様の影響があるかどうかについては確信がなかった。
科学者たちは特にタバコと大麻に含まれるアセトアルデヒドの毒性に気を遣っていたが、従来の検査ではアセトアルデヒドによるDNA損傷を評価することは難しかった。
調査はRajinder Singh, Jatinderpal Sandhu, Balvinder Kaur, Tina Juren, William P. Steward, Dan Segerback, Peter Bらによって、スウェーデンの癌バイオメーカと防止グループ、癌研究と分子医学局、カロリンスカ研究所で行われた。
Raj Singh:「植物の一種であるカンナビス・サティバはマリファナ、ガンジャ、その他様々な名前で知られ、レクリエーションのドラッグとして吸われているが、そのような使用は多くの国で違法とされている。」
科学者たちは発達及び改良された質量分析方法の活用によって、大麻の喫煙によるDNA損傷を明確に示したと説明する。
「タバコ喫煙の毒性に関する多くの研究はありました。タバコの煙に含まれている4000種類の化学物質の内60種類の発癌性物質であることが分かっています。対照的に大麻はそれほど良く研究されていません。それは大麻がタバコより燃焼性が悪く、しばしばタバコと混ぜて使用されます。大麻の煙には60種類のカンナビノイドを含む400種類の化合物が含まれています。また一方で、低燃焼性であるために50%以上のナフタリン、ベンズアントラセン、ベンゾピレンといった多環式芳香族炭化水素の発癌物質をタバコよりも多く含まれています。」
筆者追記:「タバコの煙に含まれる有害物質がDNA損傷を引き起こし、肺と他の癌へのリスクを増やすことは良く知られているが、大麻の煙においても同じような影響があるかどうかについては、科学者たちは確信がありませんでした。そこで私達の研究はタバコと大麻の双方に存在しているアセトアルデヒドの毒性に焦点を合わせました。」
研究者たちは大麻の喫煙によるDNA損傷は人間の健康に重要な影響があることが推測され、特に大麻喫煙者はタバコの喫煙者よりも煙を深く吸い込む傾向にあり、呼吸器官への負担があると一言付け加えた。「1日に3-4本の大麻煙草(ジョイント)を吸う事は1日に20本もしくはそれ以上のタバコを吸うのと同程度の気管支粘膜へのダメージがある」と研究チームは付言する。
「結論として、これらの結果は大麻の喫煙がDNAに損傷を与えるという根拠(evidence)をもたらし、大麻煙草の消費がおそらく人間の健康に害を及ぼし、癌発生を開始させる可能性がある事を暗示している」と論文は述べる。「この研究から得られたデータは、大麻の喫煙がDNA損傷の可能性がある事を示し、大麻煙草の消費への厳重な規制の必要性を強調し、癌などの健康被害を制限する。」
参照:
Singh et al. Evaluation of the DNA Damaging Potential of Cannabis Cigarette Smoke by the Determination of Acetaldehyde Derived N2-Ethyl-2′-deoxyguanosine Adducts. Chemical Research in Toxicology, 2009; 22 (6): 1181 DOI: 10.1021/tx900106y
ずいぶん前の記事なんですが、気になっていたので訳してみました。
何かとアンチ大麻の研究が多いスウェーデン。それ故に大麻の害についての資料はスウェーデン産が多く目にすることがあります。
これは”ドラッグについては厳罰で”っていうのが国の方針で、ネガティブな結果だけを求めているというのが要因にあります。
この記事は”大麻の煙”はDNA損傷を引き起こし、癌になるリスクを高めるとしています。ただ、大麻の抗癌作用に触れていませんし、考慮もされていないことに留意する必要があります。
まあ、安全に大麻を吸いたいときはヴェポライザー使えって事ですね。ポータブルなものからリーズナブルなものまでいろいろとあります。
ちなみにカロリンスカ研究所はこんな研究もしてます。
マリフアナの成分、がんの増殖を抑制=スペイン研究

Marijuana ingredient may reduce tumors: study
マリフアナの成分、がんの増殖を抑制=スペイン研究
ロイター 04/01/2009
[ロンドン 1日 ロイター] マリフアナの有効成分が、がんの増殖を抑制するというスペインの研究結果が、1日発行の医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションに掲載された。
マリフアナに含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分をがんを発症しているマウスに投与したところ、腫瘍(しゅよう)の成長が抑制され、オートファジーというプロセスの中でがん細胞が破壊されたという。
研究に携わったマドリードのコンプルテンス大学のギリェルモ・べラスコ氏は「今回の研究で、THCを治療効果のある安全な方法で投与すれば、がん患者にも役立つ可能性があることが示された」と述べた。
マリファナの健康への影響を調べた研究はこれまでにも多くあり、心臓発作や脳梗塞(こうそく)、がんのリスクを高めるという研究結果も出ている。一方で、アルツハイマー病の予防に役立つとの報告もあり、多くの医師がエイズ患者の体重増加などに役立つとの認識を持っている。
研究チームは、脳腫瘍の患者2人にも臨床試験を行っており、THCの投与でオートファジーが確認されたという。
アルコール’大麻よりも若年者の脳に有害’

Alcohol ‘More Harmful to Young Brains Than Marijuana’
朝鮮日報 03/31/2009
アルコールはティーンエイジャーに大麻よりも有害であることが研究論文で示された。カリフォルニア大学のスーザン・タパート教授は木曜日のレポートにティーンエイジャーのヘビーな飲酒で海馬体積が対照群と比較して萎縮していると述べている。
月に20杯以上を飲むティーンエイジャーをヘビー・ドリンカーとして分類。この研究はティーンエイジャーのヘビー・ドリンカーがたった1~2年で脳に異常をもたらすことを表している。研究者は大量に飲酒するティーンエイジャーの記憶容量はヘビー・ドリンカーではない人の85パーセントしかないと言っている。
アルコールが大麻よりも有害であるとする主張は度々ある。2007年に英国ブリストル大学のデヴィッド・ナット教授を旗頭とする研究チームはアルコールがヘロインとコカインを含む20の有害物質から5番目に危険で、アンフェタミン(覚せい剤)や大麻、エクスタシーなどの違法薬物よりも有害だとしている。
(エクスタシーは殆どの国で違法とされいます。)
専門家はタパート教授の研究結果は、主張にもっと重みを付け加えて当局がアルコールを有害なドラッグとして取り扱い、販売管理すべきであると語った。